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加工内容

貼り合わせ加工

貼り合わせ加工とは、粘着層を介して素材と素材を重ね合わせくっつける加工のことです。
主に同じ素材同士を貼り合わせる事で厚みを厚くする事や、
異なる素材同士を貼り合わせる事で、表裏異なる機能を持たせたりする事があります。
また1つの工程で2つ以上の素材を貼る事や、貼り合わせた素材に更に貼り合わせを行う事もあり、貼り合わせる素材(層)は2つとは限りません。

  • 貼り合わせの方法

    貼り合わせの方法として、下記の4つがあります。
    ・片方の素材に粘着剤を付けて、もう一方の素材と貼り合わせる方法。
    ・溶かした樹脂を垂らし、その両側から貼り合わせる材料同士で挟み込む方法。
    ・素材自体や素材の間に熱溶融性の素材を用いて加熱する事で溶かして貼り合わせる方法。
    ・予め粘着剤(粘着層)の付いている素材を用いて貼り合わせる方法等。

  • 三愛での貼り合わせ加工

    三愛では使用する設備によって下記の貼り合わせ加工が可能です。

    片方の素材に粘着剤を付けて、もう一方の素材と貼り合わせる方法

    貼り合わせ後はそのままの状態で使用される物が多いです。

    ・ケース1(シート+シート 紙素材)
    シート同士の紙素材を何枚も重ねて別々の場所にセットします。
    それぞれセットされた場所から一枚ずつ自動で送り出されて行き一方の素材に糊を付け、別の場所から送り出されて来たもう一方の素材と重ね合わせ、ロールで挟み込む事で貼り合わせします。紙素材は厚い物(ライナー・板紙などと呼ばれる物)が対象です。
    同時に3枚の貼り合わせも可能です。また貼り合せた物を再度別の材料とセットして更に貼り合わせる事も出来ますので多層化が可能です。

    ・ケース2(ロール+ロール 紙・フィルム素材)
    ロール同士の材料をセットしそれぞれの材料を引張り出して行きます。
    一方の素材に糊を付けた後、もう一方の素材と重ね合わせた後にロールで挟む事で貼り合わせを行います。同時に3つの材料の貼り合わせも可能です。
    加工出来る材料は紙・フィルムが主です。紙・フィルムやそれ以外の材料でも糊を弾く物や染込む素材はあまり適していませんが糊の選定等により対応出来る物もあります。
    貼り合わせた後の仕上げは幾つかあり、巻き取りロール仕上げ、シートカット仕上げ、蛇腹折り仕上げから選択が可能です。
    糊付けはゴム製の印刷版の様な物(糊版)を使用しますので版のパターンを変える事で、糊を付ける部分・付けない部分を意図的に作る事が可能で目的によってパターンは様々です。その為、糊版は基本的に案件毎(ご希望のパターンで)の作成となります。
    また何れか1つの素材に対して糊貼り前に表裏合計で最大4色までの印刷が可能で糊貼りの前後ではそれぞれ抜き加工も可能です。

    予め粘着剤(粘着層)の付いている素材を用いて貼り合わせる方法

    貼り合わせた後に別の工程などで剥がされる物が多いです。

    ・ケース3(ロール+ロール フィルム素材)
    ロール同士の材料をセットしそれぞれの材料を引張り出して行きます。
    粘着の付いている素材の粘着面ともう一方の素材(以下、基材)をゴムロールで挟み込む事で貼り合わせますのでどちらかの材料に粘着がある事が条件となります。
    貼り合わせ後は巻き取り(ロール)仕上げとなりますがスリット加工も同時に可能です。
    粘着付きの材料にはセパレーター(以下、セパ)と呼ばれる粘着面を保護、隠す為の素材が付いている場合がありますが、セパを剥がしながらの加工も可能です。
    また基材側にも保護目的などで別の素材が付いている事がありますが、同じくその素材を剥がしながらの加工も可能です。
    例えば基材側をA+Bとし、粘着付き素材側をC+Dとした時 →BとCを剥がしながらA+Dを貼り合わせる事が可能です。
    粘着には糊自体の種類があり、更にその中でも粘着力が何種類もあります。
    粘着が弱い(=剥がれ易い)と弊社で貼り合わせ出来ない、逆に粘着が強い(=剥がれ難い)と後工程で剥がされる場合にはトラブルの原因となりますので目的に応じた粘着力の材料を選定する必要があります。粘着側の素材にご指定がない場合には弊社で選定したサンプルを提供させて頂きご確認して頂いた上で材料の決定を行う事もあります。
    加工環境はクリーンルームですので紙のセパや弊社で規制している物、その他異物の脱落・飛散やクリーン環境に悪影響を与える物の持込みは出来ません。

    ・ケース4(ロール+ロール 紙・フィルム素材)
    原理はケース3とほぼ同じですが、ケース3よりもセット出来る材料の幅が狭くなり、同時スリット加工も出来ません。
    貼り合わせた後は巻き取り(ロール)仕上げかシート状にカット仕上げが出来ます。
    三愛では、一般環境とクリーンルーム環境がありますので対象素材によって使い分けが可能です。
    また抜き加工設備と連結して抜き加工の前後で行う事が可能です。

貼り合わせ加工された製品
貼り合わせ加工ができる三愛の加工機

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